企業規模によって働き方が変わる

運営している企業

HRテックを開発・運営している企業は、大手企業から中小ベンチャー企業までさまざまです。大手企業だと、リクルートやエン・ジャパン、IBMなどが参入していますが、数としてはそこまで多くありません。ビズリーチやマネーフォワード、ランサーズやクラウドワークスなどの中堅と呼ばれるベンチャー企業もHRテックを運営している企業の一部です。大手ベンチャーだと、日本で事業を展開している海外企業のindeedやSlackなどがあります。
HRテックの開発・運営に関わる企業で最も多いのが、従業員数100名前後の中小ベンチャー企業です。ほどんどのベンチャー企業は非上場企業ですが、その中にはチャットワークやsansanなどの有名サービスも含まれています。上場している企業だと、WantedlyやGreen、yentaなどがあります。さまざまな規模の企業が上場・非上場に関係なくHRテックサービスの開発・運営に参入していることからも、HRテック開発の市場規模拡大に対する業界の期待値の高さがうかがえます。

働き方は企業選びで変わる

HRテックの市場が成長中なので、開発に関わるフリーランスエンジニアの募集も増加の傾向が見られています。HRテック開発に求められる基本的な技術は、PHPやJavaなどのようなWeb開発やサーバサイド開発によく使われているものです。中小のベンチャー企業では、それらのスキルの他にソフトスキルが求められる場合もあります。ベンチャー企業で共通しているのは、当事者としての課題意識を持って主体的に動くことができる人材が求められているという点です。HRテック開発エンジニアとしてのスキルだけでなく、コストやマーケティングに関する知識やセンスがあるとさらに有利です。ベンチャー企業は社員同士のチーム意識が高いため、企業理念に共感できるかどうかも重要視されるポイントです。ベンチャー企業でのHRテック開発にフリーランスエンジニアとして関わるなら、企業風土や理念などを事前に調べて内容をよく理解しておくことをおすすめします。
フリーランスエンジニアの案件選びには、フリーランスエージェントを活用しましょう。エージェントなら、案件概要以上の情報をフリーランスに提供できます。また、キャリアプランも考慮に入れた案件探しが可能です。面談対策や条件交渉などもエージェントに依頼できます。エージェントには、IT業界の案件に詳しいサポートメンバーが複数在籍しています。フリーランスのHRテック案件に少しでも関心があるならば、エージェントにそのことを相談してみましょう。